【六本松そば】蕎麦切りかんべえ
そばで品のいい大人の贅沢なランチを
蕎麦切りかんべえとは
福岡では珍しい江戸前の蕎麦です。
大将は「鍋・食酒屋かんべえ(南区別府)」を後進に任せて、新しく立ち上げたお店がこちらの「蕎麦切りかんべえ」の様です。
ホームページには、「これが最高だ!と言える蕎麦を出したい」と意気込みが語ってあります。
福岡で蕎麦と言えば、そば以上でもそば以下でもありませんが、ここでは、二八、十割、田舎太打・更科・変わり蕎麦など複数の種類があるそうです。
二八そば
二八(にはち)とは、うどん粉2割、そば粉8割のそばです。通常手打ちそばと言うと、この二八そばを指します。
二八そばはつるつるしこしこと言う食感で、そばの風味を感じられ、かつのど越しもいいので人気です。
2割のつなぎが入るので、そばが打ちやすくなります。
十割そば
十割(じゅうわり)は、その名の通りそば粉10割です。水とそば粉以外一切使わないそばで、そばを打つのが難しい。
そもそもそばはつなぎがないとまとまらない。それをまとめ上げるのだから、高度なそば打ち技術を要する。
当然風味は二八に比べ高い。そのため、そば好きの間では珍重される。
十割そばを置いているお店は少なく、十割そばを置けるくらいなのでそば打ちの技術が高いところが多い。
田舎そば
田舎そばとは、黒くて太いそばの総称で、特に決まった定義はありません。一般的に更科(さらしな)の対極の物として考えられていますが、実はそれも間違いです。
更科そば
更科(さらしな)は、一般的に、白く細いそばのことを言います。そばの実を引くとき、構造上そばの中心部から粉になって出てきます。
実の外側は黒いため粉も黒くなってきます。更科はその初めの方の粉のみで打つそばのことです。
粘りがなく、通常つなぎを使います。
都会的で洗練されたイメージがあることから、「更科」という名前をつけたそば屋さんが多いという話です。
この蕎麦切りかんべえでは、そばだけではなく、そば懐石などを出しているお店です。
福岡でそば懐石を出しているお店は少なく、そもそも懐石料理自体あまりないので、こだわりにこだわりまくったレアすぎるお店といる。
カウンターだけのお店で、たった8席しかないのでそのこだわりが感じられる。
蕎麦切りかんべえのメニュー
二八せいろ 750円
十割せいろ 900円
など、冷たいそばと、温かいそばがある。
そのほか、
昼膳 1300円 (小鉢、揚げそばサラダ、選べるそば、鴨の炊き込みご飯、甘味)
がある。
昼酒セットとして、エビスビール(小)、そば焼酎、酒、ワインから選べて400円です。
昼からそばを肴に一杯ひっかけられるようになったら、大人と言う感じですが、私にはまだそんなそんな・・・
日々通うお店と言うよりは、すこし大人の時間を味わいたいときに行くとちょうどいい感じのお店です。
外から一部ガラスになっていて、お店の中が見えますが初めて行くときは入りにくいかも。
(お客さんの顔などは外から見えないようになっているので、その点は心配は要りません。)
そばを肴に一杯ひっかけた後、すぐ近くの梅公園緑地を散歩するのもいいと思います。
かなり贅沢な時間の使い方と言えます。
蕎麦切りかんべえの立地
九大跡地の裏にあるイメージです。近くには、うどん日和や多津田食堂があります。
地下鉄六本松駅から歩いて5分と言ったところでしょうか。
裏路地にひっそりとある感じで隠れ家感が満載です。
蕎麦切りかんべえの住所
福岡県福岡市中央区梅光園1-1-1
092-732-3569
地図
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